塗装工事では通常、塗装の職人と足場の職人で工事を完成させます。
しかし現場の状況によっては木部の補修をする大工や雨樋の補修をする板金の職人、モルタルの補修をする左官の職人、コーキングやバルコニーの床などを専門に扱う防水の職人、足場を掛けるためにカーポートの屋根を脱着するエクステリアの職人も必要になります。
実は、これらの職人を全員社員として雇っている塗装会社は日本中探してもおそらくありません。
なぜなら人件費がかさみ、工事費用が逆に高くなってしまうからです。
塗装業者は必要な時にその都度、職人に工事を外注しているのです。
これらの職人をタイミングよく現場に入れ、職人を指揮しながら一つの塗装工事を完成させるのが「現場管理」の仕事です。
「現場管理費」も含めて、建坪30〜35坪(各階の床面積の合計)でウレタンやシリコンの塗料で家をまるごと塗った場合、工事金額は大体80〜120万くらいが相場になります。
ただ、この金額は塗装工事店の相場です。
これが営業会社やハウスメーカーになるともっと金額は膨らみます。
営業会社やハウスメーカーの見積りは、下請け工事店の見積りに単純に利益を上乗せします。
利益率は一概には言えませんが大体30〜40%くらいの上乗せが相場です。
ですから80〜120万円に業者の利益が上乗せされた金額120〜180万円が見積り金額になります。
現在住宅の塗装に使われている塗料はその成分により大きく4つに分類する事が出来ます。
それぞれの名前と耐用年数は以下のとおりです。
アクリル樹脂塗料 | 5〜7年 |
ウレタン樹脂塗料 | 6〜8年 |
シリコン樹脂塗料 | 8〜10年 |
フッ素樹脂塗料 | 15〜20年 |
高品質ウレタン塗装 | 55万円〜 |
超低汚染シリコン塗装 | 65万円〜 |
高耐久無機フッ素 ハイブリット塗装 | 70万円〜 |
高品質シリコン塗装 | 30万円〜 |
高耐久遮熱シリコン塗装 | 35万円〜 |
高耐久遮熱フッ素塗装 | 40万円〜 |
塗り替え時に皆さんが悩まれるのが、外壁の色選び
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